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登録日:2012/10/13(土) 02 49 06 更新日:2023/07/06 Thu 23 50 28NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 シャーシ スピンコブラ スーパーFMシャーシ タミヤ フルカウルミニ四駆 フロントモーター ブロッケンG プラモデル ミニ四駆 上級者向け 問題児 夢パーツ 模型 欠陥だらけ 田宮模型 どうしたんだよぉ、ブロッケンG〜!! こんなシャーシ使ってるから遅いんだぁぁぁぁぁ!! スーパーFMシャーシとは、ミニ四駆の最重要パーツであるシャーシの一種。 第二次ミニ四駆ブーム全盛期直前に誕生し、今なおコンスタントに生産が行われているシャーシでもある。 このシャーシの最大の特徴はやはりモーターがフロントに付いている事であろう。 基本的にミニ四駆のシャーシはモーターがリヤ側に付いており、 2017年にFM-Aシャーシが発表されるまで、フロントにモーターが付いているのは このシャーシか前身となったFMシャーシのたった2種類しか 実に21年間もの間存在していなかった。 X系シャーシやARシャーシを改造してフロントモーターにする改造もあり、 割とメジャーな手段なのだが、それなりに精度が出せなければ遅くなるだけなので 手軽にフロントモーターで遊びたい、というならこのシャーシか 前身のFMシャーシに頼るしかなかったのである。 初採用されたマシンは、爆走兄弟レッツ&ゴー!!に登場して 相手のマシンを踏み潰して破壊する、というミニ四駆にあるまじき攻撃方法と 当時の「ボディは軽ければ軽い方が良い」という常識を嘲笑うかのような重厚なボディが話題となったブロッケンG。 またアニメではスピンコブラもこのシャーシとされている。 ほぼ同時にスーパーミニ四駆のストラトベクターにも採用され、 更には映画『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』で新登場したライバルマシンであるガンブラスターXTOにも採用された。 だが、現在のレース事情でこのシャーシを好んで使うユーザーは少ない。 それは、もう誕生から20年以上経ち、古くなったからではない。 それ以前から存在するスーパー1シャーシは、フロントの脆さを補えるユーザーからは今でも愛用される名シャーシだし、 ほぼ同時期に誕生したスーパーTZシャーシもストレート重視のコースなら選択肢に挙げても良い優良シャーシである。 このシャーシが使われない理由、それは とにかく出来が悪い とにかく出来が悪い とにかく出来が悪い という根本的かつ致命的な理由からである。 基本的にスーパー1以降のシャーシはモノによって程度の差はあれど、 大抵のシャーシはそれなりの知識さえ持っていれば割と簡単にスピードアップが望める程度の品質は保たれている。 だがこのスーパーFMだけはそうはいかない。 まず、採用されているギヤ自体が曲者。 スーパー1以降のシャーシに使われているクラウンギヤはピンククラウンと呼ばれるその名の通りピンク色のギヤなのだが、 このギヤは強度こそ低い(割と頻繁に破損する)が非常に馴染みやすく、初心者でも割と簡単に慣らしが行える。 しかしこのスーパーFMに採用されているのはオレンジクラウン。 素材が硬いため破損する心配があまりないのはいいのだが、その素材の硬さ故に慣らしを行いにくいのだ。 要するにミニ四駆において基本的な、そしてものすごく大事な慣らし行為そのものに無駄なハードルを設置してしまっているのと同義である。 「じゃぁ何とかして慣らせば問題ないじゃん」と言う事なかれ。 なぜこのシャーシは慣らせば良いというものではないのか。 それはギヤ周りの精度がスーパー1以降のシャーシの中でも最悪と言われているのだ。 要は無改造だといくら慣らしてやってもギヤ周りがガタガタで スピードロスが酷すぎて(周りのシャーシと比較すると)使い物にならないのである。 その為、まともにスピードを出そうとしたらクリヤランスや抵抗抜きと言った上級者向けの改造は絶対必須であると言っても良い。 同じオレンジクラウン採用でも、スーパーXシャーシは各部が最適化され登場以来最強クラスのシャーシと呼ばれ続け、 2009年にはスーパーXXとして更に性能を増してリメイクされた優良シャーシである (オレンジクラウンはX系シャーシの数少ないネックとされているが、駆動系の出来がとても優秀)。 そしてSFMシャーシの事実上の後継機であるFM-Aもオレンジクラウン採用であるが 駆動に関しては文句なしとまで評されるほどの高性能機である為、 オレンジクラウン採用『だからダメ』というのはもはや言い訳レベルである… ギヤ周りをどうにか改造し、スピードを高めればいいんだろって? そのまま走らせてみよう。すぐにフロントバンパーがへし折れる。 先に挙げた名シャーシであるスーパー1シャーシの最大の弱点はフロントバンパーの脆さにある。 この項目を読んでいる人も、過去にスーパー1シャーシのフロントバンパーが折れて涙目になった経験がある人も多いだろう。 スーパーTZシャーシが登場した際にも、その劇的なフロントバンパーの強度の改善は大いに話題になったほどである。 と、そのスーパーTZ登場のほんの少し前に出たばかりなのに、なぜかスーパー1並みにフロントバンパーが脆い。 スーパー1登場から相当経ってからの発売なので、タミヤ側もフロントバンパーの脆弱性については重々承知していたハズなのに… フロントバンパーが脆いのは百歩譲って良しとしても、だが今度はサイドガードが折れる。 このシャーシに最初から付けられている一体型のサイドガードは強度がフロント同様致命的に脆い スーパー1のサイドガード(着脱式)はVセイバー以降強度の見直しが行われ、新型が設計されたことにより以前より格段に強度が増した。 いったい何のために一体型にしたのか、そしてなぜ強度不足を認識していながらこんなに脆いのかと問い詰めたくなるレベルである (SFMは全体的にTYPE-5を前後ひっくり返したようなシャーシと言われるが、サイドガードもTYPE-5のものとよく似ている)。 加えて言えば、もはや必需品とも言われる、ギヤ比3.5 1の超速ギヤが X系/S2シャーシ用の水色の物の使用がレギュレーション上禁止されており(なぜかTZは許されている)、 灰色のSFM用の物を使おうと思ってもスポット生産品のため入手し辛い事がある。 灰色超速ギヤの方は人気が高くないので市場流通量も多く、買おうと思えばいつでも簡単に手に入るが、 ぶっちゃけ水色のX系/S2用のほうが精度がよく、TZユーザーからも見向きもされない為余っているという悲しい事情がある (そもそも第三次ブームの現在、TZユーザーはかなり希少種という事情もある)。 だが、精度が悪いとは言え一応超速が使えるのはまだマシで、 近年のレースで手軽に速度を少しだけ抑える上で非常に重要な手段である 3.7 1のハイスピードEXギヤも使用不可(こちらもTZは使用が許されている)。 という事は、3.5 1の超速ではちょっと速度が速すぎる…という場合、 4 1のハイスピードギヤまで一気にギヤ比を落とすか、あるいは別の方法(モーター、ブレーキなど)での調節を強いられる。 この時点でぶっちゃけかなりのハンデと言っても過言ではない。 また、必須パーツであるGUPの2mm中空プロペラシャフトも何故か長年スポット生産品であったため 再販時期を逃すと非常に手に入りにくくなってしまっていた。 こちらは『普通に使うなら』SFMユーザーと希少種であるTYPE-5ユーザー以外には縁の無いパーツだが、 運の悪い事に、大会でも頻繁に行われている「中空ピン打ち」という改造に絶対必須な為 SFM・TYPE-5を使わないユーザーもこぞって掻っ攫って行く為に入手が困難となっていたのである。 というより、圧倒的に上記2つのシャーシを使わないユーザーが買ってる場合が多く、 時と場合によってはプレミア価格で取引されるくらいに相場が高騰していた。 (地方の模型店やホビーショップでは在庫が残っている場合もあるので、 全てのSFM関連GUPにおいて一概に同じとは言えないが大体どこも売り切れである) 2017年にようやく(本当にようやく)通常ラインナップ入りを果たしたが、それまでにSFMユーザーが舐め続けた苦汁は想像するに余りある。 …とルール上・販売都合上からもイジメのごとき扱いを受けている。 その上、低重心が基本中の基本であるミニ四駆にも関わらず 構造上かなり重心が高くなってしまっていたり、 リアステーを付けるとギアケースが外れにくくなり 整備性が極端に悪かったり(一部ステーだとケースそのものを削る必要すらある)、 本体自体さえも強度が不足していて、そのままだと幾ら上記の問題点をクリアしても 結局コーナーでシャーシがねじれて大幅にスピードがダウンしてしまうため 井桁等の改造を駆使してその問題を解決せざるを得なかったりと、 もはや良い所を見つけるのが難しいレベルの問題児、それがこのスーパーFMシャーシなのである。 ブロッケンGの持ち主である近藤ゲンはパーツの付け過ぎで遅いとキレてパーツをブチブチと剥ぎ取っていた が、一番の原因はこのシャーシにある…たぶん。 ちなみに先代のFMシャーシはなぜかこのシャーシと比べて出来が良く、 スーパーFMの最大の欠点とも言える駆動系の出来が少しの調整、 もしくは無調整で実戦投入できるほどの仕上がりである。 とは言えこちらは灰色超速すら使えず、使える中でもっとも最高速が出るギヤ比は なんとハイスピードギヤの4 1と、これはこれでなかなか苦しいものがある上、 フロントバンパーの脆弱性はSFMと大して変わらない…というよりSFM以下かもしれない。 一応駆動性に関しては悪くないのでギヤ比の問題と旧型故のバンパー等の脆さを補う事さえできれば、 そこそこガチで戦える可能性はある。 しかし最近ではリヤモーターをフロントモーター化する技術が非常に発達しており、 特にARシャーシのFM化改造は2015年夏以降、大ブームを起こした程でもある。 その為、どうしてもフロントモーターに拘るユーザーは旧FMやSFMではなく ARやXXを始めとする他のシャーシをFM化改造する方が圧倒的に多くなっていた (何度も言うが、現在は方軸最新にしてかなり高性能なFM-Aが存在する為、 フロントモーターを作りたいなら初心者から上級者までFM-Aを選べば問題ない)。 タミヤ側もあまりの出来の悪さを認識していた為か、 ブロッケンG ブロッケンG ブラックスペシャル ガンブラスターXTO ガンブラスター クスコスペシャル ストラトベクター のわずか5車種にしかこのシャーシは搭載されていない (しかも2車種はバリエーション…)。 バニシングゲイザーのみのTZ-Xよりはマシ…と言いたいところだが、 実はTZ-Xはバニシングゲイザー、干支ミニ四駆2001(バニシゲのカラーバリエーション)、 マッドブル、バハキング、ビートマグナムGPA、ブーメラン10GPAに採用され、 おまけにサイクロンマグナム・ハリケーンソニックと言った主役マシンの プライズ版(21st Century Edition)にまで採用されたりと かなり優遇されているので、このSFMに比べればだいぶ恵まれている。 一応補足しておくと、 二次ブーム期はギヤ精度等に気を配るレーサーはほとんどおらず、 大会上位にもたまに(本当にたまに)このシャーシを使うレーサーは居た。 実際に1999年の夏のジャパンカップにおいて、 地区大会をこのシャーシで制覇したレーサーが決勝戦もこのシャーシで闘いに来ている。 だが近年の大会で、このシャーシで勝ち抜くのはもはや不可能に近い… しかし、出来の悪い子ほど何とやらという言葉があるように、 このシャーシの持つ不思議な魅力に取りつかれたレーサーは一定数存在する。 彼らは自分の持つ知識・技術・経験の全てをこのシャーシにブチ込み、 ネタではなく全力でこのシャーシを速くしようと全霊を込める為、 傍から見てるとビックリするくらいのスピードを出してしまうレーサーもいたりする。 実際に2015スプリング東京大会2:オープンクラスにおいてスーパーFM使用者が優勝をもぎ取った。 更に言えば、2015ジャパンカップ大阪大会2 オープンクラスの優勝者もスーパーFMを使用して栄冠に輝いたし、 そのレーサーは同年のオータムカップ東京でのチャンピオン決定戦でも優勝している。 どのパーツでもそうだが、極めれば性能は激変してしまうという好例である。 「そこまで勝ててるならダメシャーシじゃないじゃん!」と思う事なかれ。 それはあくまで「スーパーFMを使っても勝てるほどの技術があるレーサー」だから勝てている訳であって、 初級者~中級者が迂闊に手を出そうとしても、上記にあるデメリットの連続に心が折れるだけである。 と言うかスーパーFMで勝てる人は、S1以降のシャーシであれば大体何を使わせても速くセッティングできる。 確かにこのシャーシで速い、という事はそれだけで一つのステータスではあるが、 他の出来のいい片軸シャーシ(S2やVSやARなど)でしっかりと基礎を磨いた上で、 茨の道であることを覚悟した上で手を出す事を薦める。 AR、S2、MAといった高性能と評されるシャーシを使ってスーパーFMにぶっちぎられたら 相当な技術差がある証拠なので、素直に負けを認めて精進し直そう。 ミニ四駆は本当に思いを込めて作れば速くなるのである。 ちなみに、地味にカラーバリエーションに恵まれている。 以下がその種類。 ダークグリーン キットの大半に採用されているカラーにして、最も基本となるSFMにして 最もダメなSFM(と言われている)。 と言うのも、元から強度が低いSFMの中でもトップクラスに強度が低い為、 破損のしやすさが尋常ではないのである。何でよりによって通常キットにコレを… ブラック ブロッケンGブラックスペシャルにのみ採用されているカラー。 現在通常生産されているSFMの中では一番マシと言われている為、 SFM入門に最適…かもしれない。通常生産されてるSFMってコレとダークグリーンしかないけど。 ホワイト GUPとして発売。あまり出回らなかったが、2012年に再版される。 当初はあちこちでダダ余りで投げ売りすらされているような状態であったが、 昨今のSFMブームによりかなり高騰し、同期の白S1、白TZを差し置いてプレミアが付いている有様。 性能も中々によい為、SFMでガチで戦う人にも結構な人気がある。 2015年春、ゲーセンプライズ限定のブロッケンギガント21stに再録決定したが これはAパーツが黄色のため、白色のAパーツは未だに希少種。 カーボン 限定GUPにして最も硬いSFM。 他のシャーシでも人気の高いカーボン製と言うだけあり、『最強のSFM』と断言する人も多い。 SFM使いにとってはまさに垂涎の一品。 限定GUPだけあって相場もかなり高騰していたが、2016年1月に再販が決定。 尚一部ユーザーは「2mm中空ペラシャも一緒に売れよ!」とキレたとか。 2019年3月、ガンブラスターXTOフィリピンスペシャルに再録決定したが、こちらはAパーツが白色になっている。 スモーク 限定GUP…ではあるが、ただでさえ強度の低いSFMに強度の低いクリヤー素材なんか使ったものだから 「1回のコースアウトで死ぬ」とまで断言されている程に脆弱なモデルと化してしまった。 が、素材の関係上、どうやらペラシャの滑りがトップクラスに良いと言われ、 『一発勝負用と割り切ればカーボンより上』と評する人もいるとかいないとか。 まぁ観賞用にするのがベターかと思われるが… ZMC仕様 セガサターンのゲーム「爆走兄弟レッツ&ゴー!!スーパーファクトリー」の予約特典。 シャーシ底面にカーボンパターンがプリントアウトされている。それだけ。 ZMC仕様と銘打たれてはいるが、ぶっちゃけ柄違いだけで、性能はブラックと同じらしい。 ただ、その販売方法上かなりの希少種であるとされ、現在ではほぼコレクターズアイテム化している。 オレンジ 2010年の1月に、浅草大会でのお楽しみ抽選会で配布された激レアカラー。 入手は非常に困難だったが、2015年にゲーセンプライズのブロッケンギガント21stで再録された。 その為か不明だが、このブロッケンギガント21stはあっという間に全国のゲームセンターから消え去り、 異例の再生産が掛かるほどの人気を博した。 期間限定品(2ヶ月位)のため、現在は再び絶版、高騰の兆しを見せている。 その他、赤、ライトブルーなどがあるが、 ライトブルーは2012年のサマートライアルの入賞賞品、 赤は本来のオレンジ同様に浅草での抽選会配布と、どちらもかなりの希少度を誇る。 追記・修正はこのシャーシで公式大会優勝してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 慣らしとはいったい…うごご -- 名無しさん (2013-11-19 10 11 03) 何故タミヤはこいつのごとし改良型を出さないのか。 -- 名無しさん (2013-11-19 12 17 22) 初登場時は大々的に特集が組まれ、他のシャーシを噛ませ犬にするかのような比較写真まで載っていたからすっかりソレを信じきっていたんだが、今にしてみるととんだ提灯記事だったワケかw -- 名無しさん (2013-11-19 13 45 45) ↑2 技術的に改良「できない」もしくは「する意味がない」んだろ 所詮、産廃フレーム採用した鑑賞用の迷車だってことさ… -- 名無しさん (2013-11-20 11 48 30) 確か2010年の公式年間3位のマシンがそれだった。腕によって化けるのは間違いないな -- 名無しさん (2014-01-06 19 07 12) ↑それはチューナーがバケモンなんでは -- 名無しさん (2014-01-06 19 11 37) でも好きで使うから楽しいんですよ。(ロマン) -- 名無しさん (2014-01-10 22 49 59) 某境界ブレイクのFAMさんとかな -- 名無しさん (2014-01-10 23 10 11) ここ数年のリメイクS2シャーシ車同様にFMシャーシⅡとして再設計車復刻してほしいものだけどな… -- 名無しさん (2014-04-23 17 49 23) 見た目はカッコいいんだよなこのシャーシ -- 名無しさん (2014-04-26 01 30 18) ミニ四駆を昔やってたオッチャン達には、「かなり進化してるらしいのに、俺が持ってたぐらい昔のシャーシがまだ現役でレースに出てるんだ…」と驚く記事だと思うよこれ -- 名無しさん (2014-04-26 09 01 28) X&VSシャーシとか未だに選択肢として上がるレベルのオーパーツだしな…。今のタミヤならこいつのリメイクも行けそうではあるんだがねえ -- 名無しさん (2014-05-08 17 35 27) ぶっちゃけ手間かかるけど、極めたら当時最速だよな。今は、まあ、悪くはないが… -- 名無しさん (2014-05-08 18 14 38) このシャーシ見て思ったんだけど、これってスーパー1をフロントモーター用に強引に突貫工事をしただけなんじゃ・・・ -- 名無しさん (2014-05-11 16 34 33) モーターを前に置くなら、ペラシャを右に配置してピンククラウン使えるようにしたらいい。そのシャーシを出してくれ。 -- 名無しさん (2014-05-24 07 40 02) 最新が最良と限らない、むしろ安定性・信頼性においては試練の連続というのがマシンの現実だからな・・・w -- 名無しさん (2014-06-06 20 12 56) FMシャーシ用のミニ四駆なんかはARとかに対応するようボディを改造したほうが早そうだ -- 名無しさん (2014-06-16 21 09 44) なぜか2日頃に再版されたカーボンSFMの再販版が各地で争奪戦が行われるほどの大人気な模様。何があったんだ -- 名無しさん (2014-09-05 22 23 03) ↑ カーボンSFMはペラシャ軸受け部分の滑りがいいから駆動性の向上に役立ってるらしい。第3次ブームと併せて地方の模型店ではどこも即日完売するくらいの人気っぷり。 -- 名無しさん (2014-09-09 11 39 28) ↑それにしても『あの』SFMがここまで大人気になる日が来るとはなぁ…発売日にあちこち電話して1個しか手に入らなかった -- 名無しさん (2014-09-09 23 25 13) FM系シャーシの限定素材は珍しいからね。以前発売された時は先に発売されたにもかかわらずポリカ旧FMよりだいぶ長い間売れ残ってた。今回はどっちも同じくらいのペースではけてる感じ -- 名無しさん (2014-09-14 01 17 36) 今年のJC入賞者にSFMがいた・・・ -- 名無しさん (2014-10-06 15 39 47) ↑しかもレアなオレンジな。 -- 名無しさん (2014-10-06 15 48 39) SFMは超問題児だから半端な奴は手を出さない、だから手を出してる奴の大半がバケモノというキワモノシャーシだからな… -- 名無しさん (2014-10-06 20 18 16) フツーにFMを改造したシャーシには出来なかったんだろうか、アレか、ブロッケンのウリの「フラットなシャーシ裏」を再現する為か? -- 名無しさん (2014-10-25 21 46 03) ブロッケンGプレミアムとして新シャーシ出すなら、ペラシャを右に持ってくればピンククラウン使えるのでは? -- 名無しさん (2015-01-03 07 01 59) これを速くするてまよりFMXXシャーシに改造するほうがらくだと思う -- 名無しさん (2015-01-04 00 42 55) ARシャーシにサイドボディキャッチ、ワイルドミニ四駆のボディ逆付けでFMにするとか…… -- 名無しさん (2015-02-21 02 13 24) しかしFMの新型を出さないとはガンブラスターとブロッケンのプレミアムを出す気がないのかねぇ・・・。 -- 名無しさん (2015-02-27 01 46 40) TVチャンピオンでこのシャーシの性能を十二分に引き出していた中村さんと牛久保さんは、凄かったんだなぁ・・・。 -- 名無しさん (2015-02-27 02 50 34) フロントミッドシップのマシンって少ないからなあ 新四駆郎がドライブシャフトシャーシでやってくれれば新型太陽で可能性はあったかもしれない -- 名無しさん (2015-03-19 20 42 56) ↑あとキットにならなかったけど真ダッシュ四駆郎での弾丸の後継機もFMだったし、そっちでも可能性はあったんだよな…無念 -- 名無しさん (2015-03-22 16 17 43) ついにスプリングGP東京大会でSFMが優勝…実力ある人は恐ろしい -- 名無しさん (2015-04-29 23 30 41) 当時の実績はTZの方が悪かったってホント?優勝マシンの資料しかないからわからん -- 名無しさん (2015-04-30 00 04 02) ↑97JCではブロッケンGが優勝、98JCではTZが優勝で準優勝が(多分)SFMだから割と互角。ちなみに98JCの上位5人はTZ3人、SFMとXが1人でTZが無双してた -- 名無しさん (2015-05-06 01 38 10) ARFMが楽すぎてSFMはもう、使う気になれんわ。作っても作っても壊れてその度にストックのカーボンSFMを加工するより壊れないN02MSフロントARFMが頑丈過ぎる -- 名無しさん (2015-07-08 17 26 15) スモークは、ローラーつける時にちょっと力を入れすぎちゃった程度で壊れるんだよなぁ… -- 名無しさん (2015-08-21 14 11 19) スプリングに続いてなんとジャパンカップでもSFMで優勝者が…今年は迂闊に赤モーター積めないコースとはいえ凄すぎる -- 名無しさん (2015-10-06 22 16 59) このあとに出たシャーシのデータを使って改良型出してもおかしくなかったけど、それをやらなかったってことは改良の余地がないってことなのかな? -- 名無しさん (2015-10-18 21 55 46) これでも優勝した人がいると聞いて、ミニ四駆はホント無限の可能性があるんだなぁと感動した…… -- 名無しさん (2015-11-28 20 35 06) やっぱりS1はいいナ心情的にも特別なシャーシだ 惹かれる。だが、実戦ではやはりSFMだ 新しいARが出た今でも― -- 名無しさん (2016-01-13 00 04 07) 実は最強のSFMと言われてるカーボンは軽いだけで強度はSFMに毛が生えた程度でたいしたことない。 理由は、タミヤのカーボンパーツはガチカーボンじゃないから簡単に曲がるし折れる。 ちなみにガチカーボンでシャーシを作ったら軽く数千円は超えるらしい。 -- 名無しさん (2016-01-13 00 21 51) 最近このシャーシ使ってるレーサーもそう珍しくなくなってきた感あるなぁ… -- 名無しさん (2016-08-04 19 41 01) 駆動系酷いっていうからギア周り見て見たけど、確かにギアがいろんな箇所に干渉しそう -- 名無しさん (2016-12-08 04 46 44) ↑ 簡単な改善方法はフロントタイヤのシャフトのギアとギアの間にワッシャーを仕込むと良い。 -- 名無しさん (2016-12-08 16 01 03) 遂に待望の新型FMシャーシが出るらしい……ソースはミニ四駆公式Twitter -- 名無しさん (2017-04-20 19 11 28) リメイクのFM-Aシャーシが9月発売決定! 駆動精度と強度を補ったら、一体どんなのが出来上がるんだろう? -- 名無しさん (2017-08-03 19 26 47) 今年のスプリング東京大会1DでもスーパーFMマシンが優勝……使用者曰く連戦の為(VSFMだと長持ちしないそうな)苦渋の選択だったらしいけど、やっぱり凄い…… -- 名無しさん (2019-07-29 20 05 13) ↑その人のTwitter見たけど車高を低くするためにスイッチ部分はニコイチにしてまで下げたりとか無茶苦茶やってたぞ…MSとかと張り合わせようとするともう上級者向けどころか超上級者向けになったってのがよく分かった -- 名無しさん (2019-07-29 21 48 06) 名前 コメント
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秀逸なSS達 933 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 00 55 21.53 ID JAeRY7od0 「ちょっと豪、遅いわよ!!」 「わりい、わりい。サークルの事で色々あってさ。」 「まったく。仕様が無いんだから…。 すっかり緑色に染まった桜の木の下、青い髪の毛の男と、黒い髪の毛の女の子の話す声。 これは、そんなある花粉症の季節のお話。 『ウィニング・ラン』 938 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 04 53.87 ID JAeRY7od0 五月晴れの空の下、新緑の並木道を歩いている2人。 青い髪の毛の男は、星馬豪。言わずと知れた、元ミニ四駆WGPレーサーだ。 そして、その隣を歩いているのは、幼馴染のジュン。 第1回WGPから10年、大学生になった2人の関係は、どうやらちょっとだけ変わったらしい。 「まぁ、良いわ。今日で連続遅刻10回目だから、約束通り『ネコマル』のスーパークレープスペシャルスペシャルスペシャルを奢ってもらうわよ。」 「何だその、どっかのミニ四駆みたいな商品名は…。」 明るい笑顔でニコニコ話すジュンに、豪がしかめっ面をして答える。 「へっくしょい!!」 「あれ、次郎丸君、花粉症かい?」 「そうみたいだす。へっくしょん!!」 「薬、盛ってこようか?」 同じ頃、土屋研究所でJと次郎丸がこんなやり取りをしていた事は、まあ余談という事で。 944 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 12 19.86 ID JAeRY7od0 「そんなに甘い物食って、太っても知らねぇぞ。」 「大丈夫よ。私、あんたより運動してるんだから。」 大学でソフトボール部に入ったジュンが、自信たっぷりに答える。 豪のクレープ奢り誤魔化し作戦は、どうやら徒労に終わったらしい。 といっても、豪も昔のように小遣いに困る歳ではない。自業自得だし、ここは素直に奢る事にした。 「あ、あそこあそこ。ほら豪、急いで!!」 道の先には、黄色い車の移動クレープ屋。 嬉々として走っていくジュンを見て、豪は「わかったから、待てって。」と言いながら、しぶしぶ付いていった。 945 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 19 55.80 ID JAeRY7od0 「美味いか?」 自分が奢ったスーパークレープスペシャル(ryを頬張る彼女を見つつ、豪は聞く。 結構な代金を払わされたからには、やはり気になるものなのだ。 「うん、おいひ~。ごぉもとぅべる?」 「お前、ちゃんと飲み込んでから喋れよ…。」 実の兄のようにお小言を垂れつつも、クレープの切れ端を味わう豪。 「うん、美味い。」 どうやら味は最高のようだ。 「当たり前だ。俺の料理はいつだって、ひよりの次に上手い。」 「何、俺はクレープ作りにおいても頂点に立つ男だ。勝負しろ、天道!!」 何やらレジの方が騒がしかったが、2人は気にせず食に集中する事にした。 952 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 31 45.78 ID JAeRY7od0 クレープ屋の車は、少し広めの公園の中に止まっていた。 ふと視線を上げると、広場を走り回る子供達の姿が映る。 「どうしたの?豪。」 いつの間にやらスーパークレープス(ryを食べ終えたジュンが、豪の顔を怪訝そうに覗き込む。 「いやさ、俺も昔はあんなだったよな~と思って。」 豪は、少し離れた所で走り回っている男の子を見ながら、呟いた。 「ま、あんたは無鉄砲のおバカだから、あんなにかわいらしくなかったでしょうけどね。」 少しの沈黙。 「それって、どういう意味だ~!!」 「相変わらず、反応鈍いわね~。」 「うるせぇ、そんな事言ってると、嫁に貰ってやんねえぞ。」 「バカ、何言ってるのよ!!」 真っ赤になってうつむくジュンを見て、豪がニヤリと笑う。 これは最近身に付けた豪の得意技だ。 もっとも、言ってる本人はそこまで深刻に考えている訳ではなく、昔読んだ「幽遊白書」という漫画に影響されただけらしいのだが。 そうやってバカップルっぷりを発揮している豪の足に、何かが突然ぶつかってきた。 956 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 37 40.18 ID JAeRY7od0 がしゃっ!! 「痛って~…って何だ、これ?」 豪の足元には、どこかで見たような車の模型が1台。 深い青のボディに、何やらアルファベットが書かれている。 「これ、ミニ四駆…か?」 それを手に取った豪は、しげしげと見詰めている。 「あ、それはアバンテMk-?ね。」 隣に座っていたジュンが即座に答える。 「アバンテ…マーク2…。」 豪はジュンの言葉を鸚鵡返ししながら、マシンをじっと見詰めている。 その様子を見て、解説に入ろうとしたジュンを、少年の声が遮った。 「ごめんなさい。それ、僕のです。」 957 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 44 08.47 ID JAeRY7od0 そこに居たのは、メガネをかけた坊ちゃん刈りの少年だった。 年の功は10歳前後だろうか。 突然の出来事にきょとんとしていた豪を、不安そうな眼差しで見詰めている。 相手は自分より遥かに年上だ。怒られたりしないか、怖がっているのだろう。 「ほら、豪。返してあげなさいよ。」 「あ、悪い。ちょっと夢中になってて。ほら、これからは気を付けるんだぞ。」 ジュンの声に我に返った豪は、まだスイッチが入ったままのアバンテMk-?を、少年に丁寧に手渡した。 「ありがとう。」 少年はぱっとはじけるような笑みを浮かべ、一礼して向こうへ走っていった。 あの青いアバンテと一緒に。 961 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 53 13.10 ID JAeRY7od0 少年を見送って少しの間、豪は何やら考え込んでいた。 豪がこうなる事は珍しい。 ジュンがこの顔を見たのは、志望校に迷っている時と、昔、ミニ四駆のセッティングをしていた時くらいだ。 こういう状態の豪は、いくら話しかけても無駄だ。それがわかっていたから、ジュンも放っておく事にした。 まったく、せっかくのデートが台無しよ。 そう思いながらも、豪を見詰めるジュンの眼差しは暖かい。 いつぞやのドラえもんの目くらい暖かい。 どの程度のものかは、読者の想像にお任せしよう。 962 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 58 21.62 ID JAeRY7od0 がたり… 豪が物凄い勢いで立ち上がったのは、正に突然の出来事だった。 「え、ちょっと、何?」 ジュンが状況を飲み込めず、必死に言葉を紡ぎ出す。 そんなジュンに、豪は言った。 「悪い。俺ちょっと用事ができたわ。」 そう言って突然走り出す。 「ちょっと、待ちなさいよ豪。どこ行くの~?」 「土屋博士んとこ~!!」 ジュンが椅子に張り付いたまま必死にそう尋ねた時、豪は既に公園の出口に差し掛かっていた。 「まったく、仕様が無いんだから!!」 我に返ったように、ジュンが豪を追いかけて走り出す。 目指すは土屋研究所だ。 967 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 02 16 18.91 ID JAeRY7od0 土屋研究所は、建物こそ新しくなったが、今も昔と同じ場所にあった。 違うのは、TRFビクトリーズの本拠地ではなくなった事だ。 今は、三国財閥が出資して、別の場所で次郎丸が監督となって、走っているという。 その研究所の扉を、豪は大きな音を立てながら、乱暴に開いた。 「こんちゃー。土屋博士居る~?」 「あれ、豪君、珍しいね。どうかしたの?」 豪を迎えたのは、相変わらず研究所に居候しているJだった。 元々高かった背丈がますます高くなり、サービス精神も良かった事から、近所の女の子や奥様方に絶大な人気があるらしい。 本人は全くそういう事は意識していないのだが…。 「J、博士は?」 豪の問いにJが答える。 「博士なら、奥の研究室に居るよ。」 「サンキュー、J。」 そう言うと、豪はあっという間に廊下を右奥へと走っていった。 「あ、J君。豪が来なかった?」 「あれ、ジュンちゃん。豪君なら、今さっき博士の研究室に行ったよ。」 豪のすぐ後に到着したジュンの姿を見て、Jは大方の事情を察した。 豪君ったら、またデートを放ったらかして来たんだ。 全力疾走してきたのだろう。肩で息をしているジュンに、Jは言った。 「良かったら、お茶でもどう?」 969 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 02 28 41.26 ID JAeRY7od0 Jがジュンとお茶しながら、愚痴という名の惚気話に苦笑している頃、豪は土屋博士と話していた。 「博士、アバンテMk-?って知ってる?」 「ああ、知ってるも何も、あれは私とJ君とで開発したものだよ。それが、どうかしたのかい?」 豪の問いかけに、土屋博士はあの頃のように答える。 「あのシャーシ、一体何なんだ?俺のマグナムの頃と、全然違ったけど。」 豪がこんな事を問うのは、何年ぶりだろうか。 この子の瞳は今、セイバーを託したあの日のような澄んだ瞳になっている。 あの頃のワクワクする気持ちが、胸にわき返ってくる。 そんな気持ちに少々戸惑いつつも、博士は棚の上、ビクトリーズ初優勝の記念品の飾ってある上の段から、シャーシを1つ取り出した。 「これが、新開発したMSシャーシだ。」 博士の手の中を、豪が覗き込む。 そこには、かつてのミニ四駆とはまるっきり設計思想の異なる、部品の塊があった。 かつて、フロントかリヤかで熱い議論を巻き起こしたモーターは、何とマシンの中央に陣取っている。 そして、そのモーターからは2本のシャフトが伸び、前後のカウンターギヤに直結しているのだった。 「俺達の頃とは全然違うんだな。」 「そうだね。でも、君達のマシンがあったからこそ、このシャーシがあるんだよ。」 博士は、じっと見詰める豪の姿を、優しく見詰めていた。 971 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 02 35 27.23 ID JAeRY7od0 「ちょっと、あれ、豪じゃないの?」 ラウンジのガラスの向こう、試験走行用の大規模コースの中に、豪と博士の姿があった。 豪の手には、新型シャーシを搭載したアバンテMk-?ともう一台、青いクワガタのような形をしたマシンが握られている。 「あのマシンは…。」 Jの脳裏に、かつての記憶が蘇る。 「豪ったら、まだミニ四駆持ち歩いてたのね。」 青毛の彼の手に握られていたもう1つのマシン、それは、かつてのGPマシン「ライトニングマグナム」だった。 「それじゃあ、行くよ。準備は良いかい?」 「ああ、いつでも良いぜ。博士。」 「じゃあ、行くぞ。レディ…。」 コース上に、2台の青いマシンが並ぶ。 「ゴー!!」 その声を受けて、2つの青い閃光が、唸り声を上げてコースを走り始めた。 973 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 02 43 08.64 ID JAeRY7od0 「速い。」 それぞれ違う場所で、Jと博士は同じ声を上げた。 豪のライトニングマグナムは、5年以上のブランクがあるとは思えない、現役時代を彷彿とさせる走りだった。 だが、豪はじっとマグナムを見詰めている。あの豪が声も出さない。 マグナムはアバンテMk-?に勝っていた。 だが、豪の表情は相変わらず険しい表情のままだ。 それもそのはず。 マグナムが豪入魂のセッティングだったのに対し、アバンテはモーターとギヤをマグナムと同じにしただけで、ほぼノーマルだったからだ。 普通なら、ノーマルのミニ四駆は改造済みミニ四駆に圧倒的な差をつけられてもおかしくは無い。 豪とやるのであれば、尚更だ。 しかし、現実は違っていた。 977 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 02 51 42.67 ID JAeRY7od0 アバンテは、マグナムのすぐ後ろを、ぴったりとマークするように走っていたのだ。 追い付く訳ではない。そこにはやはり、速さの壁がある。 だけど、あれだけのセッティングをして、それでも大差を付けられない事に、豪は納得がいかなかった。 レースは結局マグナムが勝利。 ジュンは豪のそばに駆け寄って祝福した。だが、豪は相変わらずだった。 「ま、5年もブランクがあるし、仕様が無えか。」 豪が突然、明るい表情で言った。 Jも博士も、豪の言わんとする意味は良くわかった。 「しかし、このアバンテ速いよな。良く作ったな、J。」 豪の問いかけに、Jが照れ笑いを浮かべる。 「モーターの置き方とか、結構大変だったんだ。でも、豪君とサイクロンマグナムを作った経験とかが、かなり役に立ったよ。」 「そっか。じゃあ、こいつは俺が作ったようなもんか!!」 豪が昔のように調子に乗って笑うと、ジュンが釘を刺した。 「何言ってんの。あの時はあんたの酷い絵を、J君が一生懸命図面にしてくれたって、烈兄ちゃんが言ってたわよ。」 「何、烈兄貴の奴、そんな事までお前に喋ったのか?後で覚えてろ…。」 そんなやり取りに、笑いが起こる。 こんな感覚は久しぶりだった。 980 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 02 59 40.54 ID JAeRY7od0 それから博士と一緒にお茶をしなおし、色々と世間話もしたりして、豪とジュンは土屋研究所を後にした。 ただ、行くときには無かったお土産が増えてはいたが…。 「へっへ~、見てろよ。この星馬豪様が、世界で一番格好良いマシンを作ってやるぜ!!」 「はいはい。せいぜい頑張ってね~。」 夕方。まだ寒さの残る季節だが、2人のやり取りは明るい。 研究所を後にする時、豪は博士とJからマイナーチェンジ版のMSシャーシと、一仕事を託された。 それは、今度発売する新型マシンのボディをデザインする事。 勿論、ちょっとしたデザイン料も出るという事で、豪はバイト感覚で気軽に引き受けた。 豪は、これからどんなマシンを作ってやろうかと、それだけで頭がいっぱいだった。 そういえば、初めてセイバーを貰った時も、こんなだったっけ? そう思いながら、手に持った箱を見詰める。 「よ~し、俺はやったるぞ~!!」 「ちょっと豪、声大きい!!」 夕暮れの風輪町に、豪の声が風に乗って響いた。 981 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 05 57.95 ID JAeRY7od0 「う~~~ん、浮かばねえ!!」 星馬豪は悩んでいた。 と言っても、勉強の事ではない。残念だが、異性の事でもない。 博士とJから任された、新型マシンのデザインである。 「悩むのは結構だけど、ちゃんと店番もやってよね。」 そう言って注意するのはジュン。 大学に入った豪は、空いた時間を使って佐上模型店でアルバイトをしているのだった。 「つったって、しゃあねぇだろ。こっちは締め切りだってあるんだし。」 突っかかる豪に、ジュンも負けじと応戦する。 「大体ね、あんたが無責任に引き受けちゃうのがいけないのよ。少しは烈兄ちゃんを見習って、先の見通しを立てるようにしたらどうなの!!」 ジュンの言葉は的を得ていた。だが、豪も兄と比べられたら引くわけには行かない。 「うっさい。兄貴兄貴って、お前は俺と兄貴とどっちが好きなんだ!!」 一瞬の静寂。流石の豪も、言ってはいけない事を言ったことに気付いた。 「あの…ジュン・・・」 「豪のバカ!!」 そう言って、ジュンは部屋に駆け上がっていってしまった。 店にお客も佐上のおっちゃんも居なかったのが、不幸中の幸いだった。 982 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 13 10.40 ID JAeRY7od0 それから数時間後、どうやら仲直りしたらしい豪とジュンは、相変わらず先程のやりとりを繰り返していた。 だが、豪のあまりの五月蝿さに嫌気の差したジュンは、逃げる意味も兼ねて、ちょっと別の視点で見てみる事にした。 「わかった。じゃあ豪、久しぶりに勝負しない?」 ジュンの脈絡の無い問いに、豪は一瞬何を言われたのかわからなかった。 だが、すぐ理解する。 「勝負って、ミニ四駆でか?」 「あんたの勝負って、それ以外に何があるのよ。」 ジュンの言葉に、豪はもっともだと頷いた。 「それじゃ、早速…。」 「ちょっと待て。」 ジュンの動きを、珍しく豪が止める。 「俺はマグナムがあるから良いとして、お前、マシンはどうするんだ?」 だが、その問いかけに、ジュンは笑って答える。 「愚問よ、星馬豪君。このホームランマンタレイRSでぶっちぎってやるわ!!」 彼女の手には、綺麗に塗装されたマンタレイJrが握られている。 豪にワイルドミニ四駆を壊されて以来、ジュンがずっと使い続けてきたマシンと同じ物。 唯一違うのは、それがVSシャーシを履いているという事だけだった。 「オッケー。じゃ、早速勝負だ!!」 983 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 20 58.06 ID JAeRY7od0 「レディ…」 2台のミニ四駆が、佐上模型店特設コースのスターティンググリッドにつく。 両者共、軽やかな音を立てていた。 「ゴー!!」 豪の力強い声を合図に、2台のマシンが一斉に走り出す。 最初のストレートでは、マグナムが先行。 セッティングをノーマルに戻したとはいえ、そこは元GPマシン。速さは伊達じゃない。 だが、2周、3周と重ねるうちに、マンタレイの走りが、かつてのジュンの走りとは違う事に気が付いた。 それも、腕を上げたとかそいういう形の違いではない。前に、どこかで見たような走り。 いつ、どこで見たのかは分からないが、豪にはマンタレイの走りに見覚えがあった。 984 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 26 36.01 ID JAeRY7od0 レースは全部で6周。 豪のマグナムとジュンのマンタレイは、いよいよファイナルラップに入った。 連続カーブを減速しながら進んでいくマグナム。 その後ろでは、マンタレイが荒削りに通過していく。 「あの走り…一体どこで…?」 豪が頭に疑問符を浮かべる中、マシンはバックストレートに入った。 一気に伸びるマグナム。 「ジュンのやつも、来る…。」 豪が小声で呟いた時、マグナムの後ろにつけていたマンタレイも一気に加速を始めた。 そして、最終コーナーへ突っ込んでいく…。 ガッ!! 次の瞬間、ジュンのマンタレイは宙を舞った。 そして豪の叫ぶ声。 「思い出したー!!」 それは、土屋博士にセイバーを貰った日の、あのレースの事。 その日まで自分が使っていたマンタレイJrの走りだった。 986 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 38 24.06 ID JAeRY7od0 「あ~やっぱりコースアウトしちゃった。」 「当たり前だ。お前、俺のセッティング真似してただろ。」 豪がジュンに問うと、彼女はあっさりとそれを認めた。 「そ。烈兄ちゃんに聞いて、あんたの昔のセッティングを真似してみたのよ。」 「でも、何でそんな事したんだ?」 ライトニングマグナムをキャッチし、スイッチを切りながら豪が聞いた。 「何となく、昔のあんたの走りを見せれば、何かヒントになるかなって。」 「そっか、サンキュ。でも、何でマンタレイだったんだ?それならセイロク使えば…。」 「それは、私が使ってたマシンってのもあるし…。あともう1つ…。」 「もう1つ?」 ジュンの声が少し小さくなったが、豪は自分の興味が優先した。 「あんたのマンタレイ、寂しかったんじゃないかなって…。」 ジュンは、豪が聞こえるか聞こえないか位の声で、少しうつむいて答えた。 「え…。」 豪は意外過ぎる答えに唖然とする。 「だって。あんた博士からマグナム貰ってから、ずっとマグナム一辺倒だったじゃない。別にマンタレイが壊れたって訳でもないのに…。」 「それは…」 豪が何か言おうとしたが、ジュンはそれを無視して続ける。 「私がずっとマンタレイを使ってたのも、それがあったから。あんたに、マンタレイの事忘れて欲しくなかったのよ。」 そう呟くと、ジュンは黙ってしまった。 そんな彼女を見て、豪はしっかりとした声で言った。 「言っとくけど、俺はマンタレイの事を忘れた事なんて、一度も無いぜ。」 「え?」 今度はジュンが驚く番だった。 「お前は知らないかも知れないけど、俺はマグナムにマンタレイのパーツを良く使ってたんだぜ。」 「嘘…。」 「だって、マンタレイはゼロシャーシだろ?マグナムセイバーのスーパー1シャーシとは、共通するパーツが多いんだよ。」 987 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 44 06.36 ID JAeRY7od0 豪は続ける。 「流石に、大神にセイバーを沈められてから先は、もうパーツも残ってなかったけどな。」 豪は悲しみと懐かしさの混じった声で、ジュンに語りかけた。 「そういう訳だ。わかった?」 豪は笑ってジュンを見た。するとどうだろう。泣いている。 「ちょ…ジュン、どうしたんだよ。」 「ううん、嬉しいの。ずっと忘れられたと思ってたから…。」 ジュンの言葉に、豪は違和感を覚える。 「おい、お前、マンタレイに感情移入し過ぎだぞ…。」 そう豪は言った。普通の反応だ。 するとジュンは、そっと顔を上げて、豪を見詰めた。 「ありがとう、豪君…。」 991 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 03 52 41.08 ID JAeRY7od0 「ちょっと、豪。昼寝なんかしてないで、店番するかマシン考えるかしなさいよね!!」 「へ…あれ?ジュン…え?え?」 豪が目を開けると、目の前に怒ったジュンの姿があった。 座っているのはレジ。 目が重い。 どうやら自分は眠ってしまっていたようだ。 「わりい、わりい。最近寝不足でさ。」 「どうせゲームばっかりやってるんでしょ。」 「違えって、マシンのデザインで夜も眠れねえんだって。」 「はいはい。たまには私の事を思って、そうなって欲しいものね。」 ジュンが少しの嫌味を込めて返す。 余裕の表情のジュンに、豪はぼんやり呟いた。 「ば~か、それは毎日だって。」 豪の予想外の一言に、ジュンの顔が真っ赤に染まる。 だが豪は、特に意識して言ったつもりはないらしい。 まったく、この男は…。 ジュンがそう思いながら豪を見やると、さっきまで悩んでいたのが嘘のように、彼はさらさらとデザイン用紙に鉛筆を進めていた。 「あれ?考え付いたの?」 ジュンがそっと覗き込む。 「ああ、最高のマシンに仕上がりそうだぜ!!」 豪は真っ直ぐな瞳で、自信をもって言う。 彼がそれだけ言うのなら、きっと良いマシンに仕上がるのだろう。ジュンは純粋にそう思った。 「それにしても、あんた相変わらず絵、下手ねぇ。」 「うっせー!!」 992 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 04 00 27.15 ID JAeRY7od0 それから数週間が経った時、豪とジュンは土屋博士から研究所に呼び出された。 ついに、豪のデザインした新マシンが完成したというのだ。 「じゃあ、開けるよ。」 Jがボディを成型する機械のスイッチを入れる。 すると、轟音と共に、2つに重なった機械のうち、上の部分がゆっくりと動き出した。 そして、明るい光の下に晒された、ボディが1つ。 「やだ。結構格好良いじゃない。」 「へっへ~、俺様のマシンに、格好悪いものなどないのだ!!」 自信たっぷりに言う豪に、ジュンが現実を指摘する。 「まあ、あの下手糞な絵から、良くこんだけ形にしたもんだわ。J君流石ね。」 「お前なぁ…。」 そうは言いつつも、事実なので豪も否定はしない。 「ふふ。まあ、ちょっと苦労したけどね…。」 苦笑いするJに、豪が散歩を待ちきれない犬のようにせかした。 「J、早く走らせようぜ!!」 「そうだね、豪君。」 そう言うと、Jは豪にボディを手渡す。豪は、デザインを依頼された日に貰っていたMSシャーシに、それを載せた。 スイッチを入れると、軽やかな音を立てる。 マシンが、産声を上げた瞬間だ。 993 名前: インストラクター(アラバマ州)[] 投稿日:2007/04/16(月) 04 05 43.26 ID JAeRY7od0 「おっしゃ、行くぜ!!J、合図してくれ。」 テスト用コースのスターティンググリッドに走って行き、豪が声を上げる。 「OK、豪君。」 「ちょっと待ちなさいよ、豪。」 「何だよ、ジュン…。良い所なのに。」 せっかくの勢いを崩された豪が、文句を垂れる。 だが、ジュンは忘れ物をしていないか子供に尋ねる母親のように、豪に尋ねた。 「あんた、そのマシンの名前、決めてないでしょ。」 ジュンの問いに、豪は即座に答える。 「いや、考えてあるよ。」 「何?」 意外な答えだったが、ジュンはその驚きよりも興味が先行し、耳をダンボした。 豪は、もう一度マシンを光にかざし、じっと見詰めた後、言った。 「マンタレイ…マンタレイMk-IIだっ!!」
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ノーマルキット ●全長152mm ●全幅92mm ●Item No:18617 ●本体価格900円 ●2007年2月10日(土)ごろ発売 完成車 ●全長154mm ●全幅92mm ●Item No:94595 ●本体価格980円 ●2007年4月21日(土)ごろ発売 【本体内容】 シャーシはMS。 N-02ユニット装備。 ホイールは白、ギヤ比は4 1。 公式大会の物販等でメッキボディのキットも販売された。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18617neofalcon/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/18617 http //mini4wd.jp/product/sp/neofalcon http //www.tamiya.com/japan/products/94595neofalcon/index.htm(完成車) 【備考】 GUPでポリカーボネイトボディがある。 透明なので、色が欲しいときは塗装が必要だが、その分透明感を生かしたクリヤー塗装などが可能。 また、ラメ入りブラックの塗装を施したバージョンやライトブルーメッキの物もある。 さらにその後、限定品としてバージョンIIも発売された。 2019年にバージョンIIが再販? シャーシをMAに変更したレッドスペシャルが登場。
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( A`)スレまとめ 43 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 17 09.43 ID izBjfjCGO ( ;ω;)「うおぉ~ん、おばさん、ツンがまたいじめるお!」 ζ(゚ー゚*ζ「あらあら。ツン、あんまり乱暴しちゃダメよ?」 ξ゚⊿゚)ξ「だってブーンが男の癖にウジウジしてるんだもん」 ( ;ω;)「ヒック、ヒック…そ、そんなこと言ったら、ツ、ツンだって女の子の癖に乱暴すぎるお」 ξ#゚⊿゚)ξ「なんですって!」 ( ;ω;)「ヒッ!」 ζ(゚ー゚*ζ「コラコラ、2人とも喧嘩しないの」 45 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 23 48.48 ID izBjfjCGO ξ#゚⊿゚)ξ「ブーン!お母さんから離れなさい!お母さんは私のお母さんなんだからね!」 ζ(゚ー゚*ζ「ツン、あんまり意地悪言わないの」 そう言うとお母さんは、ブーンと一緒に私のことも抱きしめてくれた。お母さんからは、なんだか優しくて落ち着く、お母さんの匂いがした。 ζ(゚ー゚*ζ「ほら、ブーンくんもいつまでも泣いてないの。涙でおばさんの服ビショビショになっちゃう」 ( `ω´)「いくらブーンでもそんなに泣かないお!」 ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、そうよね。ブーンくんは本当は強い子だものね?」 ( ^ω^)「そうだお!ブーンは強い子だお!…おばさん、ブーンはまたミニ四駆走らせてくるお!」 46 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 31 54.92 ID izBjfjCGO ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、いってらっしゃい」 ここは荒巻模型店。私のおじいちゃんのお店。最近はミニ四駆が流行ってるから男の子たちでごった返してるの。 ξ゚⊿゚)ξ「ブーンはいつもウジウジしてるからコースで走らせられないのよ」 ζ(゚ー゚*ζ「ツン、それはブーンくんが優しいからなのよ?優しいからつい他の人に順番を譲っちゃうのよ」 ξ゚⊿゚)ξ「そんなんじゃ“よのなか”生きていけないよ!」 ζ(゚ー゚*ζ「まあ、この子ったらw」 お母さんは優しい。私は優しいお母さんが大好きだ。…でもちょっと頼りなくて危なっかしいところもあるの。お父さんは私が小さいころに病気で死んじゃったから、私が強くなってお母さんを守らなきゃいけないの! 48 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 38 45.59 ID izBjfjCGO ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、私も混ぜて貰おうかしら」 そういうとお母さんは一台のミニ四駆を取り出した。 ζ(゚ー゚*ζ「見て!ハート型に肉抜きしたの!可愛いでしょ?」 ξ゚⊿゚)ξ「もう…お母さんったら子供みたいなんだから」 お母さんはそのマシン、プロトセイバーJBを持つとコースに向かった。 ζ(゚ー゚*ζ「みんな~私も混ぜて~」 「いいよ~」 「俺負けないぜ!」 ζ(゚ー゚*ζ「おばさんだって負けないんだから!」 51 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 46 16.88 ID izBjfjCGO / , 3 「フォッフォ、デレは今日も元気じゃの」 ξ゚⊿゚)ξ「お母さんみたいな人を“看板娘”っていうの?」 / , 3 「フォッフォ、娘というにはちと年がいっとるかの。…デレが若いころは正真正銘の看板娘じゃったがのう。デレ目当てに来るお客さんもいたくらいじゃ」 ξ゚⊿゚)ξ「本当?」 / , 3 「本当じゃよ。お前のお父さんもそうじゃった」 ξ゚⊿゚)ξ「ふ~ん、そうなんだ。…私も看板娘になれるかな?」 / , 3 「きっとなれるじゃろう。ツンはデレの小さい頃にそっくりだからの」 ξ*゚⊿゚)ξ「本当!?やったー!」 本当は看板娘になれるってことより、お母さんに似てるって言われたことが嬉しかったんだ。 53 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 51 55.84 ID izBjfjCGO ζ(゚ー゚*ζ「わ~い、おばさんの勝ち~」 「ずる~い」 「だっておばさん大人じゃん!」 ζ(゚ー゚*ζ「ふっふっふ、真剣勝負に大人も子供もないのだよ、君たち」 ξ゚⊿゚)ξ「もう、お母さんったら…」 負けず嫌いで子供っぽいんだから。だから私がしっかりしなくちゃ。 ζ(゚ー゚*ζ「ふぅ、じゃあみんな、仲良くするのよ」 「え~、勝ち逃げかよ~」 ζ(゚ー゚*ζ「ごめんなさいね、おばさんもお仕事しなくちゃいけないから」 54 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 01 56 44.76 ID izBjfjCGO ζ(゚ー゚*ζ「今日も勝ったわ」 ξ゚⊿゚)ξ「お母さんったら」 ζ(゚ー゚*ζ「ツンもミニ四駆やったらどう?楽しいわよ?」 ξ゚⊿゚)ξ「私はあんなガキの遊びしないもん」 ζ(゚ー゚*ζ「あらあら、あなたそのガキの遊びのおかげでご飯食べてるのよ?」 ( ^ω^)「おっお、おばさん、ツンは不器用だからミニ四駆作れないんだお!負け惜しみでそんなこと言ってるんだお」 ξ#゚⊿゚)ξ「なんですって!」 (;^ω^)「ヒッ!」 ブーンがお母さんの後ろに隠れる。 56 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 01 12.66 ID izBjfjCGO ξ#゚⊿゚)ξ「ズルい!出てきなさい!」 (;^ω^)「嫌だお!出てったら殴られるお!」 ζ(゚ー゚*ζ「コラコラ、喧嘩しないのよ」 ξ#゚⊿゚)ξ「ブーンがそんなに言うんだったら作ってみせるわよ!ブーンのよりずっと速いミニ四駆をね!」 ( ^ω^)「お?言ったお?ミニ四駆はそんなに単純じゃないお?」 ξ#゚⊿゚)ξ「絶対作ってみせるんだから!みてなさい!」 61 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 05 58.91 ID izBjfjCGO とは言ったものの、ミニ四駆を作るのが初めてな私は悪戦苦闘していた。 ξ;゚⊿゚)ξ「えっと…これがこっちで、いや、違う。え~、部品余っちゃった…う~ん」 ( ^ω^)「ツ~ン!できたかお?」 ξ;゚⊿゚)ξ「う、うるさいわね!もうすぐできるわよ!」 ( ^ω^)「本当かお?なんなら手伝ってあげてもいいんだお?」 ξ#゚⊿゚)ξ「だ、だれがあんたなんかに!」 ( ^ω^)「そーかお、そーかお。それじゃあ完成を楽しみにしてるお」 64 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 11 46.27 ID izBjfjCGO ξ#゚⊿゚)ξ「くそう、ブーンの奴…」 ζ(゚ー゚*ζ「調子はどう?」 ξ゚⊿゚)ξ「あ、お母さん…」 ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、その様子じゃ手こずってるみたいね。手伝ってあげようかしら?」 ξ゚⊿゚)ξ「い、いいよ!自分だけで組み上げなきゃダメだもん!」 ζ(゚ー゚*ζ「えらい!それでこそ私の娘よ!」 エへへ、誉められちゃった。よし、もう少しがんばろう。 そして… ξ*゚⊿゚)ξ「できた!」 ζ(゚ー゚*ζ「よくがんばったわね」 66 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 18 34.50 ID izBjfjCGO ( ^ω^)「一台組むのにずいぶんかかったおね」 ξ#゚⊿゚)ξ「うるさい!レースで速ければいいのよ!」 ( ^ω^)「おっお、それじゃあ早速勝負するお!」 ξ゚⊿゚)ξ「のぞむところよ!」 ζ(゚ー゚*ζ「それじゃあお母さんが審判やるわね」 「ブーン、そんな暴力女に負けるな~!」 「いつもの仕返ししてやれ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「うっさい!」 ζ(゚ー゚*ζ「ほらほら、スタートするわよ?2人とも位置について?」 ξ゚⊿゚)ξ「わかったわ」 ( ^ω^)「おっお」 70 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 22 32.69 ID izBjfjCGO ζ(゚ー゚*ζ「レディ…ゴー!」 ξ#゚⊿゚)ξ「いきなさい!」 ( ^ω^)「いくおっ!」 お母さんの合図で私のマシン-マンタレイJr.-とブーンのマシン-マグナムセイバー-がスタートした。 「お、ブーンの方が速いぜ!」 「やっちまえ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「くっ!」 ( ^ω^)「おっお、それ見たことかお」 73 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 26 04.71 ID izBjfjCGO 「あれ、ツンのマシンのスピードが上がってるぜ?」 「あ、ブーンのマシンを抜いた!」 ξ*゚⊿゚)ξ「ほら見なさい!」 (;^ω^)「おっお…」 / , 3 「フォッフォ、立ち上がりは小径タイヤのマグナムの方が速いが、トップスピードは大径タイヤのマンタレイの方が速いからのう」 76 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 38 35.51 ID izBjfjCGO 「このままだとツンの勝ちだぜ…」 「マジかよ…」 ξ*゚⊿゚)ξ「どう?ミニ四駆でも私の方が上だってわかったでしょ?」 (;^ω^)「くっ、レースは終わるまでわからないお!」 ξ゚⊿゚)ξ「負け惜しみね。もう最終回よ?」 ガシャンッ! 「あ、ツンのマシンがコースアウトしたぞ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「な、なんですって!」 ( ^ω^)「言ったお?レースは終わるまでわからないって」 結局ブーンのマシンがゴールし、私は負けてしまった。 ξ#゚⊿゚)ξ「くっ!」 (*^ω^)「どんなもんだお!」 「ブーン、よくやった!」 「偉いぞ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そんなことよりコースアウトしたマシン拾わなきゃね」 「あー、ごまかしてるー」 ξ;゚⊿゚)ξ「ち、違うわよ!」 77 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 39 37.69 ID izBjfjCGO 捕まえようとするが、マシンは店内を走り回ってなかなか捕まらない。しまいに外に飛び出してしまった。 ζ(゚ー゚*ζ「あ、お母さんがとりにいくわ」 パーッパーッ、キキーーーッ!! ξ;゚⊿゚)ξ 「お母さん!」 (;^ω^)「おばさん!」 / , 3 「デレっ!デレっ!」 81 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 43 52.35 ID izBjfjCGO そのあとのことはよく覚えていない。 お母さんが血だらけになって転がっていて、おじいちゃんが救急車を呼んで、ブーンが泣き叫んでて…。私は…何をしていたんだろう? 気がついたらお通夜もお葬式も終わり、優しかったお母さんは骨だけになってお墓に埋められた。 85 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 48 03.69 ID izBjfjCGO / , 3 「ツンのせいじゃない…ツンのせいじゃ…」 ( ´ω`)「そうだお、ツンのせいじゃないお…だったらツンにミニ四駆を作らせたブーンのせいだお」 2人はそういってくれるけど、お母さんが死んだのは私のせいだ。私がコースアウトするようなミニ四駆を作らなければ…私が店内でマシンを捕まえてれば… 88 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 51 35.94 ID izBjfjCGO その後、ミニ四駆コースは撤去され、ミニ四駆関連の商品もすべて店から姿を消した。 それでもまだ世間でのミニ四駆ブームは続いていた。事情を知らない子供たちがミニ四駆を買いにくるのを、おじいちゃんはただ悲しそうに首を振って追い返した。 ブーンもミニ四駆をすべて処分したようだ。 90 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 02 58 54.70 ID izBjfjCGO それから何年が経っただろう。世間のミニ四駆ブームもとっくに収まっていた。原油価格の高騰や、単純な客数の減少もあって、近隣の模型店は次々と閉店していった。 ξ゚⊿゚)ξ「ただいま」 「荒巻さん、おたくも経営苦しいんでしょ?悪い話じゃないと思うんですけどねぇ」 / , 3 「帰ってくれ!わしはなにがあってもこの店を売る気はない!」 「そうはいってもねぇ。お孫さんいるでしょ?高校生だっけ?進学費用とかでまとまったお金いるんじゃない?今時高卒じゃねぇ」 91 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 03 22.00 ID izBjfjCGO / , 3 「!………」 「へへ…まあ、また来ますから、それまでに考えといてくださいよ」 ξ゚⊿゚)ξ「おじいちゃん…」 / , 3 「ツン…帰ってたのか」 ξ゚⊿゚)ξ「今の話…」 / , 3 「心配するでない、大学くらい行かせてやるわい!」 私は大学なんて行かなくていい。荒巻模型店が、お母さんの大好きだったこのお店が無くなるなんて嫌だ。 ξ;⊿;)ξ「お母さん…私いったいどうしたらいいの?」 95 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 08 02.63 ID izBjfjCGO 私はお母さんの部屋で泣きじゃくっていた。 お母さんの部屋は昔のままだ。どうしても片付けられないのだ。 ξ;⊿;)ξ「どうしたら…どうしたらいいの?」 床に突っ伏して泣いていた。そんなとき、ふと机の下の隙間に何かが落ちていることに気がついた。 ξ;⊿;)ξ「これは…お母さんの日記?」 97 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 13 37.08 ID izBjfjCGO ○月×日 晴れ 今日もお店はミニ四駆を走らせる子供たちでにぎわっていた。 ミニ四駆っていいわね。他の商品だったら売ってそれっきりってのが多いけど、ミニ四駆は子供たちがお店で遊んでいってくれる。賑やかでいいわ。 ξ゚⊿゚)ξ「お母さん…」 ○月×日 くもり 今日もツンはブーンくんに乱暴して泣かせちゃってた。あの子、本当は優しい子なのに。感情表現が苦手なのかしらね? 98 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 20 38.31 ID izBjfjCGO ○月×日 晴れ 今日、ツンが私に“お母さんは私が守るんだからっ!”だって。 そっか。ツンはやっぱり優しい子なのね。私のことを気遣って、いつもあんなに強気で振る舞ってたのね。頼りないお母さんでごめんなさい。ツン、愛してるわ。 ○月×日 雨 今日は雨が降ってるのに、子供たちがたくさん集まってるわ。ミニ四駆の人気はすごいわね。 そうそう、ツンがいきなり“私看板娘になる!”だって。ふふ、おじいちゃんになにか聞いたのかしら?ツンならきっといい看板娘になれるわ。 私、おじいちゃんがいて、ツンがいて、みんなが楽しそうにしてるこのお店が大好き。ツンも看板娘として、その幸せを味わって欲しいな。 100 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 24 21.31 ID izBjfjCGO ξ;⊿;)ξ「お母さん…」 そうよ、お母さんはみんなが笑顔な荒巻模型が大好きだったのよ。それなのに、私今までなにしてたの?部屋に閉じこもってメソメソ泣いてばかり。看板娘になるんじゃなかったの?泣いてなんかいられないわ。 ξ;⊿゚)ξ ξ゚⊿゚)ξ「よし!」 涙を拭いて、頬をピシャリと一叩き。しっかりしなくちゃ。 102 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 30 03.21 ID izBjfjCGO ξ゚⊿゚)ξ「おじいちゃん!」 / , 3 「なんじゃ、ツン?」 ξ゚⊿゚)ξ「商品情報ある?」 / , 3 「あるけどどうするんじゃ?ほれ」 ξ゚⊿゚)ξ「ありがとう」 やっぱりお客さんを掴むには魅力的な商品を仕入れなきゃ。 とはいえプラモデル全般が売れない時代だ。これといったものが見つからない。 しかし、ひとつの商品が私の目を引いた。 ξ゚⊿゚)ξ「これは…」 104 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 34 35.16 ID izBjfjCGO ξ゚⊿゚)ξ「ミニ四駆…PRO?」 / , 3 「おお、それか。田宮さんが新しく開発したらしくての、今までとは違って、両軸モーターを真ん中に置く構造らしいのう」 ミニ四駆…痛ましい思い出のせいで避けていたけれど、お母さんはミニ四駆と、ミニ四駆で賑わう荒巻模型店が大好きだった。またあんなお店にすることが私にできるかしら? 106 : ◆UcHUIyQWbY :2008/09/20(土) 03 39 37.20 ID izBjfjCGO ( ^ω^)「おいーーっす」 / , 3 「フォッフォ、ブーン君、いらっしゃい」 ブーンはこれまでずっと荒巻模型に通い続けてくれている。“ガンプラが大好きなんだお”とか“今ゾイドに激ハマりなんだお”とか言ってるけど、本当は私を元気づけに来てくれてるんだよね?ありがとう、ブーン。 ξ゚⊿゚)ξ「ねえ、ブーン?」 ( ^ω^)「お、ツン、なんだお?」 ξ゚⊿゚)ξ「もう一度ミニ四駆やってみない!」 私はもううつむかない。だって荒巻模型店の看板娘だもの! 番外編~ξ゚⊿゚)ξは看板娘のようです~ 完
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参加メンバー こむお(記) 場所 新橋タミヤプラモデルファクトリー ルール(リーグ戦) 参加者64名 A~Hの各8名8リーグに分かれ、2名ずつの総当たり戦 じゃんけんで勝った方が、先に相手のコースを指定(負けた方も後から指定) 勝ち 3P、完走負け 1P、コースアウト 0Pのポイント制 各リーグ、第一予選会の上位通過者に対して3Pt、2Pt、1Ptが付与 各リーグ 上位3位までが決勝トーナメント進出(計24名) ルール(決勝トーナメント) 24名によるトーナメント戦 Aブロック、Bブロックに分かれて対戦 各リーグ1位は、1回戦シード(ベスト16から参戦) 決勝のみ2本勝負 支給電池はなし コース 予選会と同じコースレイアウトです。 決勝トーナメントは芝がDBよりに張り替えられました。 結果 名前 結果 写真 こむお Hリーグ3位で決勝トーナメント進出(12Pt) ⇒ ベスト24 こむおの感想 TPFスタッフ、そしてレーサーの皆様、お疲れ様でした。 しんどかったです。難しかったです。つらかったです。 でも精一杯頑張りました。 結果、楽しかったです。 ■練習 予選会のセッティング(マッハ、ハイスピ、27.5mm)でDBで左に乗り上げてCO。 もうアカンすぎる。 ぷちパニック。 みんなきれいに最後の左ウォッシュに当たってまっすぐ飛んでるのに、自分は、真ん中の右ウォッシュの後、最後の左ウォッシュを華麗にかわして、そのまま左に飛ぶ。 原因として、おれのスラダン吸収力ありすぎぃぃぃ!出来が違うぜぇ!!!と思ってましたが、レース後、優勝したボブさんにさらっと言われました。 「スピードが速すぎるんですよ」 ∑( ̄ロ ̄|||) ご、ご指摘の通りだと思います。僕、オツムよわいのかな? なお、このDB対応のせいで、後々めちゃくちゃ苦労することになります。 最終的には敗因にもつながります。 ■第1ヒート DB前のウォッシュでぶりぶりっと頭がふられるようにセッティングを変えました。 結果、DBはちゃんとまっすぐ飛ぶようになったものの、今度はスロープ下りでCO。 そうなんです。 予選会と違って、本戦のスロープ下りには右壁にギャップがありました。 LCで右に振られてギャップヒットで左に振られて壁に乗り上げCOというお決まりのパターンです。 いや、ギャップをちょびっと受け流す方法はあると思いますよ。 でも、そうしてたら、DBで左ウォッシュかわすんですよ。 みなさんならどうします? ボブさんの心の声(僕の想像)「スピード落とせば?」 はいぃぃ、そうですよね。 でも、心の声ではあの場の僕には届きませんよ!! 迫ってくる第2ヒート。 僕はどうしたでしょうか。 答え: 僕はどう対応したか覚えていません。 ■第2ヒート ファイナルラップのスロープ前コーナーですっぽ抜けてコースアウト。 いや、全然違うとこでやってもうてるやんorz 上の画像の通り、新橋LC対策で片方のリアを1ローラーで走ってるんですよ。 それがおもっきり悪さしましたね。 1ローラーを右側にしました。上の画像は対応後のものです。 ■第3ヒート 23.7sで初ポイントゲット! でも一番ギャップが激しかったレーンで、バチコーン弾かれて、ぎりぎりリカバッて入っただけ。 このままではダメだ。 ■第4ヒート ここで少し弱いマッハに変更。 スロープ下りで弾かれてCO。 でもこの時は、速度を落としたらノーズが下がって、芝に突き刺さったと思ってしまいました。 そう、僕の脳みそに、速度は落とせない!とインプットされたのです。 あいつ、無茶な速度でずっと走りやがって。学べよ。(失笑 と思われてた皆様。 落としたくても落とせないと思っていただけなんです(涙 ■昼飯 ポカリ。 食べれるわけない。 ■第5ヒート こうなったらフロントを軽くしてもっと頭ぶりぶり作戦です。 壁に沿う時間を極力なくそう大作戦。 結果、完走勝ちで3Pt。 ついにきたかも。 DBもスロープ下りも大丈夫だった。 ■第6ヒート DBでCO。 ちょっとまてぇーーい!!! なんでや!!なんでやねん!ここまでやってきたやないか! ええいこうなったらスロープが怖いけどDB右に飛べ大作戦。 ■第7ヒート この時点で、自分予選の3Ptと合わせて9Ptで5位(涙目 1位と2位が13Pt以上。 3位が12Pt、4位が11Pt。 自分の相手は4位11Ptのオオサワさん。 こんなにボロボロなのに、首の皮一枚つながってるという奇跡。 まだ諦めるわけにはいかない。 3位の人がCOして、自分がオオサワさんに勝つ、それがトーナメントに進出する可能性を残すための最低条件。 もう3位の人の結果は気にしてもしょうがないので、とにかくオオサワさんに勝つことだけを考えました。 そしてレース。 自分のマシンも限界の速度で走ってますが、オオサワさんも速い。 両者5周走りきって、ストレート1枚くらいの差で勝利! 自分が23.2s。 オオサワさんも23.6sという両者かなりの高タイム。 オオサワさんが、自分(こむお)の飛び待ちをされなかったことが、オオサワさんのタイムからわかります。 オオサワさん、めちゃくちゃ熱いです。 さて3位の方の結果がどうなったかなとポイント表を見に行くと、COされたようで、12Ptのままでした。 これで自分、オオサワさん含めた3名が12Ptで並びました。 ジャッジングに定評のある(主観)TPFスタッフ近藤さんのジャッジにより、3名でレースをすることに! このときにはもうプレッシャーを通り越して、完全にレースに集中していました。 自分の走りをして勝つ。それだけを考えていました。 ■Extraヒート 設定は何もかえずに、同じように走ってくれることを信じてレースに向かいました。 3名でレーススタート! オオサワさん、何かはえーぞ!さっきより速くないか?? オオサワさんとのまさにデッドヒート。 ファイナルラップあたりでオオサワさんが減速したように見え、自分のマシンが先にゴール。 よっしゃぁ!決勝トーナメント進出や!! とめっちゃ喜びかけましたが、もう1名の方のマシンによるオオサワさんのマシンの進路妨害があったとのこと。 そういうことか。 もし、進路妨害がなかったら、負けていたかもしれないんだな。 つまりラッキーだったのは自分の方か。 というわけで再レース。 負けられない戦い3度目。 そんなことってありますか? ちょっと楽しい感じになってきました。 オオサワさん、みたび勝負。 さっきのオオサワさんの走りを見て、電池をほんの少し上げる。 さぁ勝敗を決しよう。最後のレースだ!いや違っ!(でももうそんな気分) そしてレーススタート! 逃げる自分、追うオオサワさん。 4周目スロープ下りでオオサワさん、引っ掛ける。 自分のマシンはノーロスで走りきり、、、、、ゴール!! 泣くで、おっちゃん。嬉しくて。 タイムは23.3s。 いやー頑張った。 頑張ったよ。本当に。 オオサワさんありがとうございました。 そして名前出しまくってスミマセン。 ただのリーグ戦の1試合でしたが、本当に記憶に残るレース、勝負でした。 また、レースしましょう。 ■決勝トーナメントに向けての練習走行 練習で22.9s。 満足。 今日は頂くでー。 ■決勝トーナメント1回戦 ピット一緒にしてたN井さんと。 N井さん、ここまでいっぱい応援してくれてありがとう。 でも勝負は別だ! 悪いが頂く!グヒヒ で、 3周目スロープ上りで右に引っ掛けて戻らず、N井さんに周回遅れで追突されてリタイヤ。 N井さんごめんなさい。 最後まで諦めたくなくて、ほぼ止まってましたが拾いに行けなかったですm(_ _)m ここまで予選から十数レース走ってきて、自分としては空気だったスロープ上り。 でも気付いてなかっただけで、布石はありました。 1つ目。 DBを入れるため、スロープで右に飛ぶリスクをのんで、マシンを右に飛ぶように設定した。 2つ目。 決勝トーナメントに入って、DB後の芝が、DBよりになった。 つまり、DBからスロープにかけての減速が減り、スロープ進入速度が増した。 この2つの要因。 ほんのわずかだったと思います。 事前練習も入ったし、アフターのフリー走行でも入りました。 本当にわずか。 ですが、そのわずかを考慮できなかったことで、トーナメント初戦で散りました。 やはり無念です。 電池を一番垂れたものに戻しておけば。それだけで良かったと思います。 さて自分の激闘はここで終わり、後は外野から観戦。 あれよあれよとN井さんが勝ちあがり、そのまま決勝へ。 一方では、これまたピットを一緒にしていたボブさんが磐石の走りで決勝へ。 ボブさんは2年連続の決勝。 すごすぎる。 結果は、ボブさんの優勝! 見事の一言! マシンももちろんですが、本当にメンタルが強い! おめでとうございます!!! ■アフター ボブさんとN井さんの優勝、準優勝祝勝会へ。 なせさんがみんなのマシン見まくって、パクるパクる言ってたのが印象的でした(笑 そしてご一緒いただいた皆さん、楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m さて今年も届かなかった優勝カップ。 いつ僕のことを気に入ってくれるのでしょうか。 諦めず、しつこくラブコールを送り続けようと思います。
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VJC動画集 ニコニコ動画 ようつべ ニコニコ動画 ミニ四駆(第7回VJC福岡) http //www.nicovideo.jp/watch/sm87425 VJC福岡(第8回) http //www.nicovideo.jp/watch/sm298845 福岡 ミニ四駆(第9回 2007-06-24) http //www.nicovideo.jp/watch/sm516135 ミニ四駆 Vipper Japan Cup 10 in 福岡 http //www.nicovideo.jp/watch/sm901312 福岡VJC1周年記念動画集 http //www.nicovideo.jp/watch/sm930664 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1079166 第12回VJC福岡 in 春日公園 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1464954 第13回福岡VJCin春日公園 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1773144 第14回VJC福岡in春日公園 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2237533 第15回VJC 福岡in春日公園 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2936904 第16回 VJC福岡in春日公園 http //www.nicovideo.jp/watch/sm4054321 VJC スプリングカップ2007北海道大会 http //www.nicovideo.jp/watch/sm128222 北海道・札幌VJCinJJクラブ厚別店 http //www.nicovideo.jp/watch/sm438376 札幌VJC サマーOFF 予告動画 短 -道民VIPレーサー集まれ!- http //www.nicovideo.jp/watch/sm719861 VJC2007サマーグランプリ関東オフレポ 個人戦 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1162948 耐久前半 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1163007 耐久後半~閉会式 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1163074 【ミニ四駆公式大会】サマーGP in WTC【08/08/10】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm4262114 ようつべ VJC 福岡 in 春日公園 第2回VJC福岡 in 春日公園 第4回VJC福岡 IN 春日公園 第5回VJC fukuoka in 九州大学 第6回VJC 福岡in春日公園 第7回VJC福岡 in 春日公園 第8回VJC福岡 in 春日公園 第9回 VJC福岡 in 春日公園 第12回福岡VJC in 春日公園 第14回VJC福岡 in 春日公園 第15回福岡VJCin春日公園 第16回福岡VJCin春日公園 VJCスプリングカップ2007北海道大会 北海道ミニ四駆VJC 札幌withJJクラブ厚別店 第3回 札幌 VJC 予告動画
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参加メンバー こむお(記) 場所 ツインメッセ静岡・南館 ルール 予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 優勝決定戦はパワーチャンプRS支給。 チャンピオンズと海外招待選手のみが参加。 参加者は110名程度(チャンピオンズ約70名、海外招待選手約40名)。 コース Step Burning Circuit worlds 2016 事前発表のコースレイアウトは、アイガーEvoの下りからストレート半枚でバーティカルチェンジャー(VC)でしたが、 あまりに難易度が高いと判断されたためか、ストレートは1枚に変更されてました。 それでも十分難しかったですがorz 結果 名前 結果 写真 こむお the tie for #6 in the world キュベレイ 後ろのエントリーカードの右上の★シールは勝つたびにもらえます。 小さい方が予選、大きい方が準々決勝に勝った証です。 こういうの、タミヤさん、本当にうまいです。 うれしいですね(童心に帰っちゃいます)。 こむおの感想 レーサーの皆さん、タミヤスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 いやー、出場してきました。 夢にまで見た憧れの舞台、ワールドチャレンジ! 一月前にえげつないコースレスアウトが発表され、苦悩しながら準備しているときは不安でいっぱいでしたが、現地についてみると、けっこう吹っ切れて、心地よい緊張感でした。 ソロ参戦ということで、コストを考えて、ぷらっとこだまで行きました。 静岡駅からツインメッセまでは徒歩で。 歩いて20分ぐらいですね。 天気も良く、朝の空気の中を歩くのは気持ちよかったです。 そして気分を高揚させつつ会場に到着。 すでに、チャンピオンズや海外レーサーの方が多く並ばれてました。 9時前に、タミヤスタッフの方に拍手で迎え入れられつつ、専用ピットに着席。 なせさん、はるさんといったチャンピオンズの中で数少ない知り合い方と同じテーブルに座れて、だいぶ気が楽になりました^^; なせさん、はるさんありがとうございましたm(_ _)m また、途中、K@Cさんからも声をかけて頂き、楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m さてここから2時間の練習走行です。 ■練習走行 この一月、妄想を元にセッティングを練ってきました。 新規に作成したパーツもあります。 前日は、完璧なメンテナンスを施し、また0.1mm単位でブレーキの調整を行い準備万端整えていました。 マシンはもちろんキュベレイ(MSフレキ)。LDP、超速、タイヤ径23mm。 早速、新品アルカリをセットして練習走行へ。 バンクでセミにならないかな? WDBでCOしないかな? アイガーEvoで飛び越えてしまわないかな? VC上らないんじゃないかな? 頭の中は懸念事項でいっぱいです。 が、これらの懸念を吹き飛ばし、ほぼ理想的な走りで5周完走した戻ってきたキュベレイ。 タイムも36秒台。 思わず胸が熱くなりました。 今日は、勝負できる日だ。 45度バンクの減速が少し大きかったのと、アイガーEvoが少し飛びすぎに見えたので、前後のブレーキの効きを0.1mm単位で調整。 前を厚く、後ろを薄くする。 2回目の練習では、普通のコーナーでCO。 スラスト抜きすぎたかなと、0.5度ほど強める。 3回目、アイガーEvoの上りでひっかけて、それでも35秒台。 基本的にはこの設定で行こうと決める。 他のレーサーを見てると、36秒を切っているのは数名。 海外レーサーは苦しそうでした。 台湾の瞬間王に模擬コースがあったようなので、手強いかなと思ってましたが、やはり難コース。 攻略は一筋縄ではいかなかったようです。 HDPも試してみました。 ブレーキの効きを強くして、走らせてみたところ、VC以外のセクションは何とかなりますが、やはり、VCを上らない。 VCに突っ込みすぎてしまい、VC前に体勢を崩し、減速、グリップがそがれてしまう感じでした。 自分のマシンでは、VCは、突っ込みすぎず、少し余裕を持った位置にびた着地し、VCまでに体勢を立て直すというのが必要なようでした。 着地横ぶれは数ミリ、時間にしてはコンマ数十ミリ秒といった世界だと思いますが、そこで勝負が決まるとかロマンがありますね。 このあたりで2時間の練習走行終了。 私はあまり走らせなかったですが、多い人は10回くらいはいけたんじゃないでしょうか。 110人で2時間という時間枠設定は、適切だったんじゃなかいかなと思います。 ■予選 予選の組合せ抽選はタミヤさんにて実施されました。 3名ずつで40レースほど。 自分は17組。 日本代表2名、韓国代表1名の組でした。 出たくても出れなかった世界戦、ワールドチャレンジ! ついにその夢舞台でのレースです。 パワーチャンプRSをセットし、コースに向かいます。 闘志がわいてきます! アドレナリンでまくり! 予選ラウンド ↑めがね型カメラで撮影しています ついに、ワールドチャレンジでの1勝を手にしました。 いやー本当にうれしかったですね。 ★シールをもらい、準々決勝の抽選を引きます。18組。 ■準々決勝 予選のときに、アイガーEvoの上りで左に一瞬ひっかけたので、何か対策をしようと考えました。 ブレーキを強める案は、表彰台を狙うならタイム的になし、ということで、もう少し右に飛ばそうと考え、フロントスラダンを少し調整することにしました。 これにはかなり悩みました。 この調整のせいで、アイガーEvo下りのバランスが崩れて、VCへの入りがロスる可能性もあるからです。 でも今のマシンで表彰台狙うなら、そういった勝負が必要と、スラダン調整の決断を下しました。 いよいよレース。 シンガポールの選手と1対1でした。 もちろん電池はRS。 1回目 シンガポールの選手が先にコースアウト。 完走すれば勝ち上がりですが、、、、なんと、VC上らず!!! え?完璧に悪い方の想定が的中?orz 2回目 ワールドチャレンジはできるだけ準決勝に人を出そうというポリシーなようで、1回目両者コースアウトの場合はそのまま2回目があります。 その2回目は先にコースアウトした人の負けで、その時点で残っている人の準決勝進出が決まります。 準々決勝 シンガポールの選手が1回目同様先にCO。 自分は電池が減ったこともあり、無事完走。 うおー!これでベスト15だ! 二つ目の★シールをもらう。 ■準決勝 準々決勝から準決勝は電池交換だけが認められます。 RSを交換しつつも、今の設定では電池満タンはきついと判断し、20秒ほどまわしました。 準決勝の15名はほとんどが日本代表だったと思います。 その中に自分がいると思うと嬉しくちょっぴり誇らしかったです。 自分は準決勝最後の組。 いよいよレースが始まります。 最高の走りをして欲しいと、気持ちをこめてマシンを送り出す!! 準決勝 お聞き苦しいおっさんの悲鳴、失礼しましたm(_ _)m レース終盤まで完璧な走りを見せるも、、、VC上らず。。 持てる力を全て出し切っての結果だったので、もちろん悔しさはありますが、出し切った満足感の方が大きかったです。 また、レース終盤まで並走する熱いレースを展開していただいた相手のレーサーにも感謝。 あの速度と安定感の両立は、完全に相手が一枚上でした。 その後、準優勝されてましたね。 ■まとめ 思えばこの半年間。 負け散らかしたジャパンカップ。 ジャパンカップ中盤、フォースラボでの何度目かの練習でも、攻略できず。 自分を奮い立たせるためにも、だるに言ったのを覚えています。 「おれ、今こんなんやけど、絶対攻略するからな!」 にもかかわらず、ジャパンカップ最終戦ですら、ブレーキ設定を合わせきれず、アルプスを飛び越えてしまいました。 自分のふがいなさに落ち込みました。 一月前に世界戦のコースが発表されたとき、見た瞬間、「また、アイガーEvoとVCか。しかもさらに難しくなってる。」と、心が折れかけましたが、すぐに、「これはジャパンカップで苦杯をなめたリベンジのチャンスじゃないか。」と気持ちを切り替えました。 仕事の面でも重圧のかかった11月でしたが、平日の夜の大好きなお酒を控え、こつこつマシンの完成に向けて取り組みました。 結果は、世界ベスト15(6位タイ)ということで、優勝決定戦までは一歩届きませんでしたが、世界のトップの中、十分勝負できたことに、満足しています。 また、この結果は、嫁、子供たちの理解のおかげでもあると思ってます。 何の文句も言わず、ミニ四駆に時間を割くことを許してくれました。 ありがとう。 前日、小学1年生の息子は、自分がソロで行くことを知ると、「朝4時起きでも、僕、応援に一緒に行くよ!」と言ってくれました。 ぷらっとこだまだから、無理なんだけどね。 気持ちだけありがとう。 さて、夢舞台も終わり、今年の公式戦もあと2戦。 オータム、そして最後のビッグタイトル、チャンピオンシップと続きます。 果敢に挑んで行きたいと思います!!
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長145mm ●全幅90mm ●全高44mm ●Item No:19513 ●本体価格700円 ●2001年7月発売 【本体内容】 シャーシはスーパー1からVS(黒)に変更。 ギヤは4 1が付属 GPAシリーズの特徴である元キットからのボディデザイン変更と、形状一部変更によるGPチップへの対応が施されている。 限定版は足回りが小径タイヤに変更されている。 【漫画、アニメでの活躍】 派生型のため、漫画・アニメ共に未登場となっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19513big_bang_ghost/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19513 【備考】 リバティーエンペラー GPAやブーメラン・10(テン) GPAと同時発売。 余談だが、イベントでのGPチップ装着展示のため、無色クリヤーカラーのボディが作られている。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 【本体内容】 【漫画、アニメでの活躍】 源駆郎がアマゾンを訪れた際に持っていたとされるもう一台のホライゾン。 ミニ四駆のホライゾンと同じくオイル式駆動であり、また専用の赤外線コントローラーによる操作が可能。 ミニ四駆というよりはミニFだが、そのくせフロント側にもオイル駆動用のパイプが走っているあたり四駆らしいw そもそもフォーミュラカーの癖にキャノピーついてる時点でなんだかなぁ・・・である(F1が安全性の面などからキャノピーの導入話が幾度も持ち上がっているのに実現していないのは、それがフォーミュラカーの根幹にかかわるため)。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 【備考】
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長142mm ●全幅72mm ●Item No:19023 ●本体価格1,000円 【本体内容】 モーター付き 【実車について】 1999年に登場した、3代目パジェロの2ドアショートタイプ。 シャーシは、ラダーフレームからラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディへ変更になった。これにより車重をロングで約100kg軽量化し、かつ低重心による優れた操縦安定性と乗り心地を提供するとともに、曲げ、捩り剛性とも従来の約3倍のボディとした。他のモノコックにフレームを付けた車両とは違い、従来型に近い形で前後貫通するラダーフレームが入っており、通常のラダーフレームより同社比で剛性アップを果たした。 ボディは、ショートとロングの2タイプとなっており、従来の5ナンバーボディにオーバーフェンダーを付けたスタイルを廃し、2代目で販売主力となりつつあった国外市場のニーズ向けに、標準ボディで3ナンバーと大型化された。ただし、日本向けにバンは販売されていない。 当時のRV車では珍しいMT車の設定もある。またMTは通常のクラッチではなく、エンジン始動時やアイドリング停止時などを電子制御で判断し、自動的にクラッチを切断するという電子制御オートクラッチという非常に珍しいシステムを採用している。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19023pajero/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19023 【備考】 ボディサイドに接続部分が成型されており、ワイルドシャーシ、トラッキンシャーシに搭載できるが、ボディサイズがかなり大きいのでレギュレーションの全高を越えてしまい実質公式大会では使えない。